お久しぶりです。サン・ヘイローからあっという間に4か月が経とうとしていますが皆様お元気でしょうか。5巻発売もあったりしましたが…連動販促や店頭POP情報などをまとめたいな~と思いつつ日々が過ぎております。相変わらず動きが遅い…。
ネタは揃っているので、余裕が出来たらまとめます。一切期待せずにお待ちくださいませ。
さて、今回は2015/ 3/15に行われた“『「まじっく快斗1412」キャラクターソング~Magical Pallet~』発売記念インストアイベント”のルポとなります。
過去参加したイベントですが、以前感想をばーっとまとめた文章が出てきましたので個人的覚書も兼ねてまとめておきます。
まずはじめに、気が付けば2年以上前のこととなってしまっているので、キャラソンとイベントについて何それ?という方向けにざっとご紹介をば。
「まじっく快斗1412」キャラクターソング~Magical Pallet~
こちら、まじっく快斗1412アニメ化の際に発売したキャラソンとなっております。まさかまじ快でキャラソンが出る日が来るとは…と当時涙した記憶があります。
内容としては、快斗・キッドと主要キャラクター(白馬、青子、紅子)のデュエット(快斗とキッドという離れ業デュエットもあり)とミニドラマが楽しめる大変お得な一枚となっております。※リンク先で試聴可能。
最高のキャラソンなので、まだ聴いていないよというまじ快ファンの方にはぜひ!ぜひ聴いていただきたいです!
興味を持たれた方には、Amazonでは中古のみの販売となってますが、リンク先のタワレコやTSUTAYAなんかではまだ取扱いがあるようなのでそちらをおすすめしたく。新品ですし。(アフィではないのでお好きなところからどうぞ笑)
発売当時はレンタルもしていたので、そちらもまだあるところにはある…かも?
で、このキャラソンの発売記念イベントとして新宿アニメイトさんにて怪盗キッド役の山口勝平さんのトークショーがありました。
『「まじっく快斗1412」キャラクターソング〜Magical Pallet〜』発売記念インストアイベント決定!ゲストに黒羽快斗役の山口勝平さんの出演も決定!
— アニメまじっく快斗1412 (@animeMAGICKAITO) 2015年3月9日
【日時】3月15日(日)14時~
【会場】アニメイト新宿 ※CD購入者対象 pic.twitter.com/XKGjoCVsSa
先日、アニメイト新宿店にて行われた『「まじっく快斗1412」キャラクターソング ~Magical Pallet~』発売記念イベントの山口勝平さんのお写真です。
— アニメまじっく快斗1412 (@animeMAGICKAITO) 2015年3月18日
皆様のおかげで、素敵なイベントとなりました!ありがとうございました!! pic.twitter.com/ViCLTHrKnb
(公式Twitter告知)
今回はこのイベントについてのルポとなります。
※注※当時書いたものとはいえ、イベント中はあまりの幸福度の高さに意識がもうろうとしていたので、話半分程度で呼んでいただければ幸いです。かたじけない…。
<イベント全体について>
・参加人数は全部で150人弱くらい
・男女比は1:9?男の人は片手で数えられるほどの人数で、圧倒的に20~30代のお姉様方でした。高校生以下はほとんどいなさそうな雰囲気でした。
皆さんとてもノリが良くて楽しかったです。
<開演前~開演>
座席は抽選式。ありがたいことに前から2列目という好立地の座席をゲットし、キャラソンがずっと流れていたこともあってテンションも上がりながら待機。
入口にお土産をお渡しできる箱が用意されていたのですが、大きなイラストボードに集合絵描いている方がいてすごいな…と感動したり。
開演時刻になると勝平さんが「あなたのハートを盗みに~」というキッドのセリフとともに登場。
<CD全体について>
勝平さん曰く、キッドを15年くらい演じてきてえっ今このタイミングで?キャラソン?みたいな感じだったそうで。全体的にミュージカルみたいなノリで、歌詞というよりもセリフみたいな感じで歌えたとのこと。ミニドラマが入るタイプのキャラソンは最近あまりないからいい意味で懐かしかったとおっしゃっていました。
ちなみにドラマパートはアフレコの収録後に録っていたそうで、いっぱい出てくると思いきやあんまり出てこなかった宮野さんがセリフの書かれていた紙っぺらにびっしり書き込みしていたのをみて販促用原稿?と思っていたら勝平さんはこの2倍ありましたよといわれて驚いたとか。
こだわったところについては、いっぱいいっぱいすぎてレコーディングのことを忘れた…とおっしゃってました。全部、だそうです。
<It’s a show time(白馬との歌)>
こちらの曲は勝平さんが先に歌入れ。かっこよセクシー?を目指したけれど「まあまあ」だったとのこと。玉置浩二みたいな息多めに歌おうと思っていたけど、音響さんからもっと大きな声でと言われて撃沈したそう。相手が武道館で歌ってるような人(宮野さん)なので頑張ったそうです。ちなみに、曲完成してみんなで聴いたらあれ声質似てる???ともなったとか。
<幼なじみのキョリ(青子との歌)>
こちらは青子演じるM・A・Oさんが先に歌入れ。
M・A・Oさんは喋ってる声も歌ってる声もまんま青子だったそうで、青子単体でもすごく可愛くてデモテープそのまま欲しい位だったとおっしゃっていました。そこに乗っける時におじさんにならないように井上喜久子さんばりに17歳17歳と言い聞かせながら歌ったそうで。こんな風な思春期の甘酸っぱい感じのデュエットはらんまぶりくらい、とても久々だったとのこと。
勝平さんとしても最初はなんで青子単体の歌がないの?って感じだったみたいなのだけれど、そもそもCD自体キッドとその正体を知っている人とのやりとりみたいなコンセプトだったらしく、それじゃあ仕方ないという。
ちなみに、青子との歌の時は援交みたいにならないようにということに気を遣ったそうで…。
許さないから!がかわいいともおっしゃっていました。ここはこだわりがあったらしくMAOさんが色んなニュアンスでいっぱいレコーディングしたそうで、CDのは「ベストオブ許さないから」、とのこと。
<わたしの虜になりなさい(紅子との歌)>
デュエットというより快斗が茶々入れているだけの歌。
キタエリだしかっこいい歌なんだけど青子とのいちゃこらソングの後でとても不憫(かわいそう)…。曲順的に青子の曲が最初や最後になることはないのでどうしても前後になってしまう。せめてもと思っていっぱい聞いてあげているそうで、皆さんも聴いてあげてくださいねとおっしゃっていました。それが供養になるので、とも。死んでませんがw
<星空イリュージョン(快斗とキッドのデュエットというかソロというか)>
演じてきたキャラ的にミドルかハイミドルくらいの高い声の歌が多いのでバラードは久々で、わりといっぱいいっぱいだったそう。
最初デュエットだと気がつかなくてぬるーっと歌った後キッドの歌録りますと言われた時びっくりしたとのことでした。
曲の歌詞が2転3転した歌で、最初は快斗に戻った時の明日の不安とかそういうイメージの歌だったんだけども、やっぱり先生がそういう弱い部分を見せたくないらしく、手直しした後ニュアンスとかがかなり変わってた強い曲になっていたそうです。
ここで、全ての曲先生がチェックして歌詞を変えていたりするということも教えていただきました…!曲のことあまり考えないで書き換えるので譜割りどうしようってなったりもしたとか。
<レコーディング裏話>
歌を歌うとお腹空くのでサンドウィッチとかおにぎりとか用意されていたが、食べてしまうと満足してしまい怠惰な感じになってしまうので食べられなかったそうで。だからと言って終わったあとに食べるといやしい感じになってしまうので食べられず…。
このあたりで話が尽きてきて、会場にキャラソン関連での質問を振られました。
曲についての感想は聞き尽くした感もあり、会場も満足感に包まれてしまっていたので意外と質問が出ず、何か聞きたいけどどうしよう…といった雰囲気に。以降イベントに参加するときは質問を用意しておこうと心に決めました。
一人の方がキッドと快斗の演じ分けは大変じゃありませんでしたか?と質問されて、普段のアフレコの方の話へ…。
勝平さん曰く、演じ分けについてはもう色んなところで散々言ってた話ではあるんだけど、やはり快斗はキッドを演じてると考えるととてもやりやすくなったとのこと。
普段のアフレコについては、1412はM・A・Oちゃんとかキタエリとかの若手…というか若い子もいつつ、羽佐間さんとか池田さんとかもいる現場。羽佐間も楽しそうに演じているそうなのですが、口が悪く、もう亡くなった声優の悪口とか言われてもどう返せばよいのか反応に困りますってなったそう。
運昇さんも他の現場では最年長なことが多いので若くなった気がすると言っていたそうですが、勝平さんから若いわけではなく運昇さんより上の人がいるというだけというツッコミが入っていました。
終わったあと若い子とかみんなでご飯にいくのだがみんな気を使わず刺身盛り合わせとか沢山頼むのでどきどきするそう。
(司会のお姉さんが快斗はお魚嫌いですもんねというジョークをはさみつつ)
じゃあ肉行っちゃったりしてね、そういう話じゃないよと。
収録はもう終わっているそう。(※3/15時点、最終回放送は3/28)
最終回放送の時に打ち上げをする予定なので楽しみとおっしゃっていました。
みんなみてねという告知もありつつ。
司会の方「ネタバレにならない程度で最終回の見どころを!」
コナンとか快斗でネタバレなしでの見どころを伝えるのは難しいと前置きしつつ、最終回らしくオールスターで、白馬も紅子も父ちゃん母ちゃんも出てくるのでお楽しみにとのことでした。トリックも納得できるのでお楽しみに。アニメは終わってしまうけどまた原作がたまったらこういう形でやりたい、最終回だけど最終回というわけではないし…とも。
ファンとしてはありがたいお言葉です。(原作が1クール溜まるにはあと何年かかるのかなあ)
その後、コナンについてもお話が。
来週からコナンに新一が出る(水族館回)、普段全然でないのに1時間ぼーんと出ずっぱりになってしまってもう5年分くらい喋ってしまったのではなかろうか、盆暮れ正月いっぺんに来たみたいな感じとのこと。映画にも出るのでお楽しみに…とおっしゃっていました。(業火の向日葵)
この辺りでトークショーは終了。
CDの発売記念イベントで歌わないイベントっていうのもねー笑とおっしゃっていて、会場のファンみんなで拍手したりもしたのですが、音源ないしアカペラでも歌詞覚えてないし…ということで結局歌わず終了でした。
その後サイン会へ。
サインは座席券の裏に書いてほしい名前を書いて、提示する方式でした。いいですね、この制度。前から順に誘導され、サインを書いてもらいつつ、一言二言おしゃべりタイムに。
こういうイベントに不慣れなため、何言えばいいのかわからなくなってしまい漫画4巻で単独アニメ化したいと勝平さんが書かれていたのが叶ってよかったですみたいなことを口走った記憶があります。そう考えるともう随分たったね〜みたいな言葉を交わして下さいました…優しい。
前の方が業火に関連するようなお話を膨らませていらっしゃって、後ろの私までへええって顔で聞いていたのは秘密です。
小さいホールでわりとこじんまりした会でしたが、その分距離が近くて、みんなのノリもとてもよくてとても楽しかったです!!!
今思い出しても幸せな気分になれる、素敵な30分間でした。
勝平さん、企画・運営して下さったソニーミュージック、アニメイトのスタッフの方々、本当にありがとうございました。
個人的には青山先生が監修して書き直しまでしていらっしゃるというのがとても興味深かったです。当時、青山先生が体調不良でコナンを休載されていたので、無理なさっていないかかなり心配でもありましたが…。先生の作品への先生の作品へのこだわりが感じられて嬉しくもあり。その後体調が快方に向かわれて本当に良かったです…。
以上、お付き合いいただきありがとうございました。
イベントっていいものですね!またの機会を夢に見つつ…。
余談
会場のアニメイト新宿さんの目の前、新宿ピカデリーは1412の22話レッド・ティアー回聖地だったりもします。
物陰に隠れるスネークごっこもできそうです。