こんばんは!スリーナインです。
今回は先日函館旅行に行ってきたので、その思い出を記事として残しておこうと思います!
- きっかけ
もともと函館は母親といつか行きたいねと話していたのですが、コナン映画の次の舞台は函館!しかも、なんとその映画には青子もでるというではないですか…。
青子が函館の地に降り立つかはまだわからないけど、そんなお祭り映画なら10000000%全力で楽しみたい!!!!となるのがオタクの性。
映画公開後から函館市が予算を組んで色々やるっぽいことは知りつつも、4月以降は一緒に行く母との予定が合わず…。さらに、映画公開直後は桜シーズンですごく混みそうだし、聖地巡礼で行く人多いだろうし、ゆっくり観光できないかも…。
……それならいっそ、もう自分が監督になり切って、函館を舞台にするならどこを使うか考えるロケハン旅したらいいんじゃない!?!?映画見る時も「ここ知ってる!」ってなって楽しいんじゃない???
ということで、3月に旅行することに決めたのでした。
※ちなみに、実際は予想+当時公開されていた特報や予告を穴が開くほど観てから行きました。
観光地を一通り調べたあとだと、八幡坂だ!と出てきた瞬間に特定できたりして、それはそれで楽しいですね。
- 3月の函館
正直閑散期です。冬の五稜郭のライトアップも終わり(2月まで)、でもまだ雪は残っているので春ごろから始まる市電のレトロ列車などもお休み中。桜シーズン前の一休み時期といった感じ。
今回は天候に恵まれたのでそこまで寒くはありませんでした。(東京と変わらないくらい、今年は東京が寒すぎたからあてにならないかも…)
車道はヒーター内蔵で走りやすそうでしたが、歩道は雪かきする気ゼロでつるっつるだったのでスノトレは必須です。キャリーケースは全部持ち上げて運びました。つらかった…。
とはいえ、人が少ないので混雑のストレスなく回れるのはよいところ。
のんびりできました。
- 1日目(3/8)
北海道新幹線ではるばる函館へ。
もともと新幹線で行くつもりではあったのですが、今回はJR東日本のキュンパスキャンペーンも重なりかなりお安くいけました!平日特急料金込みで1万円で新青森まで行けるのはアツすぎる。新青森~新函館北斗も早めに買ったらトクだねでめちゃくちゃ安くなりました。新幹線も満席で、みんな函館行くのかな~混んじゃったらどうしようと思っていたらほぼほぼ仙台で降りていきましたね。いいよね仙台。
ちなみに、今回の予告でコナンが新函館北斗のスタンプ帳を見せるシーンがあるのですが、そのスタンプ帳が「JR北海道」表記になっています。飛行機移動の多いコナン一行ですが、今回は北海道新幹線で行く可能性があるかも???そうだったら嬉しいな。あ、関西組はさすがに遠すぎるので飛行機で大丈夫です。
あと、これは余談なのですが、観光地でスタンプ押したくなるタイプの人はスタンプ帳必須です。
函館の観光地、びっくりするくらいあらゆるところにスタンプ台があります。しかも1か所に複数台。函館駅だけでも5個スタンプがあります。
なのに、スタンプ紙は全然おいていないという…。函館駅の売店でスタンプ帳が売っているので(函館デザインとかではないですが)…最初に買っておけばよかった…。
スタンプがあるのに押せないのがあんなに苦しいとは思わず…。今思い出しただけでも後悔が押し寄せてくる…。別に集めてるわけじゃないのに…。
あと、新函館北斗~青森間はSuicaが使えません。母はきっぷをSuicaで買おうとしていましたが、そんなことは当然できません。バスもSuica使えない路線もあります。現金大活躍。
そんなこんなでお昼過ぎに函館駅に到着。
今回は朝食ビュッフェで有名な「ラビスタ函館ベイ」に泊まりました。
ラビスタは豊洲の方でプレオープンの時に一度泊まったことがあるのですが、大体同じ感じでしたね。ビジネスホテルとは思えぬホスピタリティ。
遅めのお昼は、隣にあるラーメン屋さん「麺厨房あじさい」へ。
明朝ビュッフェが待っているので、塩ラーメン2/3を注文。
これがも~大変おいしゅうございました!
細ストレート麺と出汁のきいた塩スープの相性が最高すぎる…。函館名物の名前は伊達じゃありませんでしたね。また食べたい!!!
予定ではここで大混雑の函館山に向かって夜景まで粘る計画だったのですが、今の時期はそんなに混んでいないということで、温泉へ。私好みのにごり湯で、でもさらっとしたお湯質で気持ち良かったです。湯上りアイスも最高。
時間ができたのでラビスタの目の前にある赤レンガ倉庫も回ることができました。
ほとんど商業施設になっていましたが、少し路地に入ると人気も少なくて、誰かしらが戦うのにちょうどよさそうでしたね。
そんなこんなで夕暮れ時になってきたので16時半ごろロープウェイへ。
かなりの急こう配かつ運賃もあまりかからなかったのでタクシー一択。
ここの待ち時間に博士がクイズだしたりするのかな?と妄想する時間もなくあっという間に山頂へ。
予告で平次と和葉が見つめ合っていた場所を探すぞ!!と意気込んだのですが……
まさかの凍結注意で閉鎖…。このシーン目当てで聖地巡礼行かれる方は、冬の函館おすすめしません笑
函館山と五稜郭行ければ最低限聖地巡礼になるでしょ!!!と思っていたので拍子抜けしてしまいました笑 これも先回りならではですね。
そこから18時ごろまで黄昏時を楽しみました。
冬は空気が澄んでいて、一番夜景がきれいに見えるとのことでしたが……正直凍死するかと思いました。山頂寒すぎる。
夜景を待っている間はスマホしておけばいいやと思っていたのですが、手を出したら凍って動かなくなるので、強制景色鑑賞モードでした。
母のスマホは寒すぎて起動すらしなくなる始末。
快斗と青子のアクキーを持って行っていたので、夜景といっしょに撮ろう♪と思っていたのですが、もうポーチから出すという細やかな指の動きをすることはできなくなってましたね…。
それでもなんとか予告と同じ夜景の景色を撮影!
小学校が煌々とライトアップされていたりして、100万ドルの夜景は天然ではなくて街の努力の明かりなんだなあとしみじみしながら凍えていました。きれいだったなあ。寒かったなあ。
帰りは歩き。
上から見ていて気になった正ハリストス教会に寄りつつ、八幡坂へ。
夜景目当ての観光客はバスツアーの人が多かったようで、人通りがほとんどなかったのですが、かわいい街並みでジブリの世界に迷い込んだ気分でした。
八幡坂は見晴らしが最高でした!
すこーんと一直線の下り坂の先に海があるのは気持ちがいいですね。緑がある頃にいったらもっと映えるかも。
ここはEDでぜひとも使いたいなと思いつつ笑、平次がコナンを拾い上げるシーンに想いをはせたり。追手の車、道路のど真ん中を走ってるのヤバいですね。
夜ご飯は「ラッキーピエロベイエリア本店」でチャイニーズチキンバーガーとガラナをいただきました。
注文してから揚げてくれるのであつあつでおいしい!
席がブランコになっていたりと噂通りの愉快なお店だったのですが、この店舗はラブライブ!サンシャインの聖地でもあるようでした。ほかにもアルゴナビスのポスターがあったり、伊東健人さんの写真集が置いてあったり、やたらとオタクに優しい空間で居心地が非常に良かったです。
- 2日目(3/9)
2日目は海鮮食べ放題で有名な朝食からスタート。
海鮮丼だけでなくあぶり焼きもあり豪勢でした!
普段朝食は食べない派なのですが、(これでも)もりもりいただきました。
海鮮丼作れたので、海鮮9:ご飯1丼を作ったのですが…北海道の海鮮って濃厚なんですね!米を求め続けていました笑
チェックアウト後はいったん函館駅に戻り、ヤマトの当日配送サービスで荷物を次の宿へ。少しお値段はしましたが、2日目は湯の川温泉に泊まったので、ロッカーに荷物を取りに来なくて良いこのサービスは結構便利でした。
準備ができたら、バスで今回の旅のもう一つの目玉である五稜郭へ。
まずは五稜郭タワー。
タワーに上るエレベーターを待つ時間にもクイズがだせそうと思いつつ、今回もあっという間に上部へ。鎮魂歌での待機列クイズの印象が強すぎる…。
駅までの送迎バスに乗った時に、ホテルの方から「五稜郭タワーのエレベーターは暗くなると偉人が出てくる、左右のエレベーターで映像が違うよ」というお話を聞いていたのでそちらも楽しむことができました。(帰りは別のほうに乗ろうとしたのですが、タイミング合わず失敗しました。残念)
エレベーターをおりると目の前には大迫力の五稜郭が!!!
3月だと木が枯れてしまっているので少し寂しいかな?と思ったのですが、お濠が凍っていたり、雪も積もっていて幻想的でした。西洋の要素を取り入れた幾何学的な建築は美しいですね。
あと、五稜郭タワーにある五稜郭の歴史の展示がものすごくおもしろかったです!
4コマと模型で簡単に流れを紹介したものと、詳しく書いた壁面解説の2つがあって大変丁寧でした。
箱館がペリー来航で急速に発展した話とか、箱館戦争で松前藩がろくに実戦経験なかったので弱かった話とか…。
手元にあった幕末史の資料だと箱館戦争の記述が少なくて、開陽丸の座礁の歴史的意義がいまいちわからなかったので、点と点が繋がり感動モノでした。あれがちゃんと使われていたら日本の歴史や北海道のあり方はだいぶ変わっていたかもしれない…。
この辺は史学科卒の血が騒いでテンション上がりっぱなしでしたね。五稜郭や函館の郷土史の本があったら買いたかった…。今回時間的に本屋さんに寄れなかったのが悔やまれます。
たっぷり見学した後はお隣の最上寺へ寄り道し、映画に合わせて作成された「五稜星」という御朱印をゲット。
コナンの青色になっているものもあって、サービス精神旺盛でした。
その後いよいよ五稜郭内へ!
箱館奉行所も見ごたえがありました!
こちらは最近再建された建物なのですが、史料をもとに極力当時の工法で再現されていて、勉強になりました。
畳のヘリに意匠があったかもしれないけど、わからないので無地のままにしました、というのが潔くてすきです。以前の建物も開港に合わせて急いで作ったうえ、7年足らずで壊しているのできっと華美な装飾はなかったはず…など思いをはせてしまいます。新発見があったらぜひ反映してほしいですね。
五稜郭の公園をお散歩して、誰かが作ったハイクオリティ猫だるまを見たり、かまくらで遊んだりした後は、
バスでトラピスチヌ修道院へ。
建物が可愛くて素敵でした。
実際に修行されている方もいる、生活の場の教会なので、観光地というより荘厳な雰囲気。
キッドと平次のバトルシーンの教会に明確なモデルがない理由がちょっとわかった気がします。
帰りのバスを待ちながら、目の前の市民の森のソフトクリームをぱくり。
これがレアチーズケーキみたいでものすごくおいしかったです。
寒空の中食べておいしいんだから間違いない。北海道牛乳最高。
宿のある湯の川温泉方面に向かいつつ、湯倉神社にも寄りました。
縁結びの神社なので平次・蘭・和葉・紅葉の誰かしら興味を持つのでは?という思いと、純粋にうさぎの神社可愛いから行きたいなの思い半々くらいで訪れたのですが、想像以上にうさぎ推しでしたね。とりあえず平次と和葉(と、快斗と青子)が無事くっつくように祈願しておきました。
ここでは春限定の切り絵御朱印をいただいたのですが、切り絵のままいただくのできれいに持って帰るのに苦戦しました笑 旅行の時はクリアファイル必須ですね。
2日目はヒューイット系列の「函館湯の川温泉 海と灯」に宿泊。
ツインを予約していたのですが、ファミリールームにアップグレードしていただきました!広いし、見晴らしもよくて感動…。旅でラッキーなことがあると嬉しいですね。
ここはインフィニティ温泉が売りの一つなのですが、柵がないだけあって開放感があり、津軽海峡?も見えて最高でした。タオルを巻いて楽しめる安心設計。歴史スイッチが入っていたので、これだけ大陸がはっきり見えたら、双方行ってみようという気にもなるよな~と思ったり。泉質は透明つるつる系で、ラビスタとはまた違う気持ち良さがありました。
夕食はホテルのビュッフェ。
人間やっぱり夜のほうがいっぱい食べられますね笑朝の反省を活かし、今度はちゃんとご飯もしっかりよそいました!とくにホタテとアイスクリームがおいしくて、無限リピート。ほうじ茶もおいしかった…。
ちなみに、おすすめされるまま17時頃に夕食にしたのですが、当然のごとく夕暮れとだだ被り。。せっかくのオーシャンビュー、日が沈むのをゆっくり見ればよかったです。
あと、夜中にもう一回お風呂に入って夜空を眺めようと思っていたのですが、ベッドにダイブした瞬間意識を失い、気が付いたら朝でした。ベッド、ふかふかだったから…。
- 3日目(3/10)
この日も朝食は豪華ビュッフェ!
明らかに身体が洋食を求めていますね笑
もちろん海鮮もありましたが、朝はオリジナルハンバーガーを作れるようになっていてウキウキで盛り盛りしました。
体質に合わないので普段あまり飲まない牛乳もおいしくいただきました。
おいしいものをちょっとずつ食べるのが大好きなので大満足。
3日目は特に観光はせず、そのまま函館駅でお土産を探索。
電車の待ち時間に見つけたいか煎屋のいかせんべいがこれまた絶品でして。
焼きたてホカホカなおせんべいにいかがそのまま封じ込められているのですが、柔らかいするめみたいなかんじで止まらなくなりました。
おせんべいにかかったお醤油もちょうどよく…これはレモンサワーが合うと思います。呑めばよかったー!
お昼は帰りの新幹線で。駅前のハセガワストアで購入したやきとり弁当をいただきました。
やきとり弁当と言いつつ、焼き豚ねぎまがのったシンプルなのり弁のですが、これがおいしい!少し甘いたれと豚肉の相性がとても良くて、今でも味を思い出せるほどです。また食べたい…。
そんなこんなで、ちょっと贅沢で大満足な2泊3日となりました!
オフシーズンもいいものですね。
函館市とコナンのコラボは9月までやっているようなので、タイミングが合えばどこかでまた行きたいです。街のお寿司屋さんにも入りたいし、市電も乗りたいし。コナンラリーのスタンプも押したいし笑
あともう少しで……映画……7年ぶりのまじ快新作………心臓が持たない……。